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フィリピンでの銀行口座開設

去年までフィリピンに滞在していた時に、必要に迫られて銀行口座開設しました。

 

普通口座は1998年にメトロポリタン銀行東京支店にて、パスポートだけあれば簡単に作れてました。その口座をなんと、21年 毎年ATMにて使っており、現在も使えるようにしてます。

その口座をデビットカードに交換してパソコンバンキングと当座預金を開設して小切手帳を取得します。

しかも、ツーリストVISAです。(笑)

これは相当の高いハードルがあります。

 

【メトロ銀行】

ちなみに、私の口座は、東京支店で開きましたけど、本店口座です。

メトロポリタン銀行マカティ本店に行きました。

★1回目(銀行手続 3分)

当座預金と小切手帳、普通預金はデイビッドカードに変更したい。と申し入れました。

何も考えず、IDは日本のパスポートだけ!

カウンターで、作れない。と言われ門前払い。

ここフィリピンでは、預ける人よりも、銀行が強い国です。

「口座は作ってくれなくて結構です!」と 顔に出ている。(笑) ハハハ

メトロポリタン銀行、しかも本店 そうやろなぁ〜 プライドの塊みたいな人ばかりです。

★2回目(銀行手続 2時間)

必要なIDをできる限り、持っていきます。

しかも今回からは、スーツを着込んで、いかにもビジネスマン見たいな(笑)格好で訪問します。(身なりでも、判断されそうでしたから!)

1)フィリピン運転免許証

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2)マカティ市に住んでる、コンドのレンタル契約書

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3)ACR(外国人登録カード) 

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4)フィリピンの家の固定電話契約書と固定電話番号

 これは結構、居住証明書としては強力でした。住んでいることを、証明してくれます。

昔の日本も固定電話って、無かったら口座開設できませんでしたからね!

 

5)日本のパスポート

 

ここまでを用意して出直しました。

なんと今度は、カウンターの姿勢が変わったぞ (笑)

話を聞いてくれて、簡単にその場で デイビッドカードはOKになりました。

発行迄に1週間必要でした。小切手帳は銀行のオフィサーが不在なので当座と小切手は、今日は駄目だ! 開設できるかどうかも、何とも言えない。と言って作ってくれない。

理由は、ワーキングVISA、リタイヤメントVISA以外は新規開設しません。

ACRがツーリストだからNGとの事、あとTIN番号が必要!オフィサーが翌日来るので、出直します。

★3回目(銀行手続 3時間)

オフィサーと直談判です。

預金残高があればOKかと訪ねます。 

   答→駄目だと

100万ペソ(当時で260万円程度)入れるけど! とキャッシュを出した。

   答→駄目だと

 ん〜 200万ペソでどうか? と聞く! 

   答→預金額では無い!

マジか? ここフィリピンでは、キャッシュだと思ってた。(笑)

 

あとなにが必要か?

   答⤵

ワーキングVISAとワーキングACR、それとフィリピンでの納税番号(TIN番号)だと!

やっぱり!

マジか? そんなのツーリストでは絶対無理じゃん (泣)

頭カタブツですな! (笑)

でも、確かにBDOやCHINA bank、PNB、RCBCも同じ事を言ってきたなあ!TIN番号が必要だと

結局、これから事業をする。との話にしまして、マニラの知り合いの、フィリピン人の会社社長から、メトロ銀行の取引がある支店に連絡してもらい、そこの支店長から本店に事業開設の証明してもらいます。当座預金開設後に納税番号(TIN番号)を作る。のでOKとなりました。

 結局TIN番号は未提出ですけど、何も言って来ません。

 

さて、沢山の書類書かされて、嫌になります。

 

【メトロ銀行で、普通預金当座預金、小切手帳ができました。】

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上)ATM口座の普通預金口座

下)当座預金口座の小切手帳

 なくなったら、有償で作ってくれます。

プリンターで印刷して、サイン入れたら 完璧です。

盗難が多いので、念の為「A/C Payee only」のスタンプを作りました。

こうすると、現金化には受取人銀行口座のみ有効になります。

【予備口座の作成】

銀行口座は、あてにならないので予備口座を作ります。

やはり、どこの銀行に行っても予定通り(笑)断られます。ワーキングACRとTIN番号が絶対必要です。

さて困った。

 

最後に、コンドから近くのRCBCセービングに行きます。

ここは、2020年にRCBC銀行と統合される銀行です。

他の支店では一旦断られた銀行です。

 

さて、いつもごとく、交渉スタート!

え??  口座開設理由を聞いてきた!

メトロポリタン銀行本店口座を持ってるが、ここは家から近いから開設したい。とか

言ってると、本来はワーキングACRが無いと駄目だけど、オフィサーがツーリストACRで許可してくれた。普通預金は作れました。半年後に来たら、小切手帳も作れる。と言われた。

必要なID

ACR、フィリピン運転免許証、固定電話の請求書、日本のパスポートでOKになりました。

【RCBCセービング】

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 ソロソロお金動かさないと、休眠口座にされそう!

1年位で、休眠口座にされる場合もあります。

さて、日本の銀行からダイレクト入金が出来るように、メトロ銀行 東京支店に登録すれば、完成です。

【結論】

ツーリストVISAとツーリストACRで作るのは、やっぱり、かなり大変でした。

私の場合は、やはり21年間メトロポリタン銀行本店 普通口座を使ってた事が幸いして、何とか小切手帳も作れました。

 

フィリピン人でさえ 全国民の30%位しか、普通口座を開設してくれない国です。

 (と言うより、銀行が倒産するから、国民信用されてない。あと、預金する最低額を預ける余裕がない人が多い)

ましてや、訳のわからん外国人に当座預金と小切手帳なんて作らせるなんて、まず無理だと思います。

しかもメトロポリタン銀行の本店 振出の当座預金小切手帳ですしね。

ちなみに、私の連れのフィリピン人は、当座と小切手帳は 作れませんでした。(なんて国だ)必要なら、オフィサー名義でその都度、単体発行しますとの事

それだったら、現金と入金手数料をくれたら、私が、小切手を切ったほうが早いですね!(笑)

ツーリストVISAやツーリストACRと日本のパスポートでは絶対に作れない。と思ってたほうが良いですね。

あとATMカードもらうまでに1週間かかります。しかも固定電話に引取りに来るように電話が来ます。ここに滞在しないと作れないですね!

これで日本からの自分あての送金もできるし、大金持って、危ない目に会わなくてすみます。なにがあるか解らない国ですからね!

フィリピンの口座開設は、かなり敷居が高いですね! 疲れました!

ツーリストで、小切手帳が持てるまでに約10年かかりました。

15年前までは、比較的に当座も簡単でした。年々ルールが厳しくなりました。

VISAやID、現地の固定電話や居住証明書が揃ってるときに、絶対作っておきましょう!ツーリストでも、大変便利です!

 【3月6日追記】

インターネットバンキングはメトロ銀行だけ使えました。

何故かRCBCは出来ません。


ちなみに、現在は携帯電話会社 globeもsmartも何も設定不要で日本で使えます。SMSも受信できます。

インターネットバンキングにはフィリピン国内の携帯電話が必要です。SMSで認証があります。

日本でも全く問題なくインターネットバンキングできてます。

ちなみに、globeのGCASHを使えてますね!

GCASHはデイビッドカードも現地で作りましたので、ATMがあれば引出しもできるし、携帯電話からのGCASH送金も、可能です。

日本のコンビニからGCASH入金も出来たと思います。

これは相当便利ですね。



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